世界に数多く存在するリゾートホテルの中でも最大級のカジノ規模を誇るのが2007年7月に誕生した中国はマカオにある「ザ・ベネチアン・マカオ」です。
名前の通り、イタリアのベネチアをイメージした建物は中に水路が流れており、ゴンドラまで設置されているリアリティさ。全39階建て、建物自体の床面積自体は世界でも7番目の大きさとなっています。
「世界最大級」のゲーミングスペース
マカオのザ・ベネチアンが「最大級のカジノホテル」と評される理由が、リゾート自体の規模だけでなく「ゲーミングスペースの広さ」にあります。広大な敷地の半分をゲーミングエリアとして利用しており、その広さは東京ドーム1個分と同等。カジノ部分の面積で言えば断トツの世界一となっています。
グレートホールと呼ばれる中心部分の吹き抜けフロアを中心に、インペリアルハウス、レッドドラゴン、フェニックス、ゴールデンフィッシュと名付けられた放射状の通りに別れており、このメインホールからそのままホテルやショッピングエリアへと移動することも可能です。正に「カジノがメインのリゾートホテル」と言えるつくりとなっています。
当然、カジノに設置されている遊技台の数も桁違い。メインとなるバカラスペースはなんと800卓もあります。バカラが人気のアジアならでは、と言えるでしょう。さらに世界中で人気のカジノスロットは6000台以上。パチスロに馴染みのある日本人にはトライしやすいゲームと言えます。もちろんそのほかにも、ブラックジャック・クラップス・ルーレットなど、ゲーム種類も豊富。特に、ルーレットはライブルーレットや電子ルーレットなど、様々な種類があり、他のカジノに比べて数倍の規模を誇ります。
カジノ以外にも注目スポット目白押し
ザ・ベネチアンの特徴はカジノスペースの広大さだけではありません。施設内には15000人が収容可能であり、コンサートやバスケットボールの試合を行う「コタイ・アリーナ」や、75000㎡を誇る展示スペース「コタイ・エキスポ」などが併設されています。日本最大の展示スペースである国際展示場が95000㎡であることを考えると、コタイ・エキスポの巨大さがおわかりいただけるでしょう。
多くのカジノガイドで紹介されているように、ザ・ベネチアン・ホテルには350店舗以上のショッピングモールや、40店舗以上のレストランを併設。ゲーミングフロア付近にも3店舗の高級レストランがある為、もしもカジノで大勝することが出来た際は、リッチな食事を楽しむことも可能です。
憧れの「VIPスペース」も
ザ・ベネチアンでもうひとつ忘れてはならないのがVIPクラブである「Paiza Club」の存在です。入会金は日本円で約320万円と中々に高額ですが、クラブ内にはラウンジ、レストラン、プライベートゲーミングスペースがあり、まさに至れり尽くせりです。ベネチアン・マカオのカジノは日本および中国からのハイローラーのカジノプレーヤー間で非常に普及しています
ベネチアン・マカオ は「カジノの王様」と呼ぶにふさわしいホテル
世界最大規模のカジノを有するだけに、正に「カジノの王様」と呼ぶにふさわしいザ・ベネチアン。また、カジノだけでなく、ショッピングやレストラン、イベントも楽しめるなど最早ホテルではなくひとつの町のよう。是非ともカジノ好きなら一度は訪れてみたい場所と言えるでしょう。
マカオのベネチアン カジノの服装はスマートカジュアルが基本です。ビーチサンダルでは入れないので注意しましょう。
トップ画像出典:By [2] ([1]) [CC BY-SA 2.0 ], via Wikimedia Commons
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