カジノリゾートが多いマカオですが、他のリゾートとは少しコンセプトが違うのがカジノポンテ16です。マカオの大型カジノが多く集まるエリアからは少し離れた位置に南欧風のポンテ16は、この地区一番のランドマーク的な建物となっています。
最大の特徴はその「立地場所」
マカオ最大のカジノリゾートである「ザ・ベネチアン」や、アミューズメントリゾートとして名高い「シティー・オブ・ドリームス」などがある地域からやや離れた場所に建設されているポンテ16。立地場所の付近は世界遺産のセナド広場や、観光名所の一つである福隆新街や十月初五街などへ十分に歩いて行ける圏内ということもあり、カジノだけでなく、マカオを楽しみたい方には非常に好立地な場所にあります。
・設置カジノにも特徴が
もちろんカジノもしっかり充実しています。25000㎡の広い敷地にはゲーミングテーブルが約100台、スロットマシンが約300台。特に注目なのはテーブルゲーム。ラインナップはミニ・バカラ、アメリカン・ルーレット、シック・ボー、フェイスダウン・ミッド・バカラ、フェイスアップ・ブラックジャック、スリーカード・バカラ、ファンタン、パイガオ。などなど非常に種類豊富。
特にファンタンなどはマカオでも伝統のボードゲームであり、中々オンラインカジノなどではお目にかかれないゲーム。訪れた際にはぜひ一度楽しんでみたいゲームです。
また、VIPルームも3つ設置されており、全体的に「ゲームの豊富さ」で楽しむというよりも「のんびりとカジノの雰囲気を楽しむ」というのがコンセプトと言えるでしょう。
5つ星ホテルとアジア唯一のアミューズメント
ポンテ16のホテルは5つ星ホテルである「ソフィテル・ホテル」。その客室はマカオの街並みが見渡せる側と、サンセットが綺麗な中国大陸を見渡せる側に別れており、思わず1度のみならず2度は泊まりたくなってしまいます。
またそのホテル内にはアジアで唯一の「マイケルジャクソン・ギャラリー・アット・ポンテ16」や「マイケルジャクソンカフェ・アット・ポンテ16」など、ファンなら一度は訪れたい施設も。そのほか、9つのレストラン・バーも併設されています。
カジノも観光も楽しめる欲張りなホテル
カジノ自体の規模は、カジノ特化型のリゾートホテルに比べれば小規模ではありますが、やはり「観光地にほど近い」という立地条件はポンテ16最大のメリットと言えるでしょう。「昼は観光を楽しんで、夜はカジノを楽しみたい」「カジノには興味はあるけれど、あのギラギラした感じがちょっと…」という方にピッタリなカジノです。
トップ画像出典:By pan浩 [GFDL or CC BY-SA 4.0 ], from Wikimedia Commons