今現在もカジノ法案が議論されている日本ですが、現状では日本において海外のランドカジノのような運営、そしてそれを楽しむことは「違法」にあたります。日本にカジノがいつできるのかは、まだ長い目で見る必要がありそうです。しかし、実は日本においても「ランドカジノ」を楽しむことが出来る施設があります。それが「カジノバー」です。
日本でもカジノが楽しめる「カジノバー」の特徴とは?
「日本でカジノ」と聞くと、多くの方は通常の海外のランドカジノのように遊技台やディーラーがいる違法な「裏カジノ(闇カジノ)」や、「インターネットカジノ(インカジ)」などといった、「犯罪行為」「違法行為」のイメージがかなり強いのではないでしょうか。
しかし、実は日本においても「ディーラーや遊技台が設置されているカジノ」を「合法的」にプレイすることが可能です。そういった施設の総称を「カジノバー」と呼びます。
裏カジノやインカジとカジノバーが大きく異なる点は「金品の授与があるか否か」という点です。前者は来客者がお金をチップに替え、勝利すればそのまままた換金して手元に戻すことが出来ますが、カジノバーはチップの換金や、チップを利用して何か賞品を獲得することもすべて禁止されています。
「純粋にお酒とカジノを楽しむ場」それがカジノバーなのです。
カジノバーはいったいどんなシステム?
ここで気になるのは「カジノバーのシステム」ではないでしょうか?基本的な料金体系やシステムなどについてご説明いたしましょう。
設置されているゲームについてですが、ルーレット、ブラックジャック、バカラ、ポーカーなどといった有名どころはもとより、かなりマイナーなゲームをプレイすることが可能な施設も存在します。
多くのカジノバーにおいて共通しているのが「チップの貸し出し」があるという点。そしてそのチップを購入すれば自由にカジノバーの中のゲームを楽しめるというシステムが一般的です。料金体系は施設によって異なりますが、1000円でおおよそ20~50ドル前後のチップを借り受けることができます。
また、飲み放題付きのタイムチャージを設定している施設や、初めて訪れた方には、ワンドリンクサービスなどの少しお得なチップセットを貸し出している施設など、様々なサービスを展開しています。また、多くのカジノバーでは勝利したチップを店舗へ預けておくことが可能です。 料金体系やシステム自体はほとんど、一般的なゲームセンターやアミューズメント施設と大差はありません。しかし本格的なカジノを安価に、しかも日本で楽しめるのはかなり貴重な経験と言えるでしょう。
カジノバーは、勝っても金銭を受け取る事はできません。闇カジノと混同しないように気を付けましょう。せっかくなら金銭を受け取れる方がいい、と思われるかもしれませんが、インカジはイカサマなどの可能性もありますし、日本で合法的にカジノが運営されるようになるまで、カジノバーでカジノの雰囲気を味わいましょう。
一度は行ってみたい東西の有名カジノバー
最後に、是非とも訪れてみたい東西の有名カジノバーをご紹介しましょう。
日本のカジノバーの中でも屈指の知名度を誇るのは、東京はお台場にある「お台場カジノヴィーナス」でしょう。カジノヴィーナスの特徴は多くのテーブル、カードゲームが楽しめるだけでなく、ノーマルにカジノバーを楽しむコースのほかに「レクチャーコース」が用意されている点です。
このレクチャーコースは、40分間ディーラーにゲームのルールやマナーのレクチャーを受けながら楽しむことが出来るコース。海外のカジノは服装規定(ドレスコード)があったりと、なかなか勝手がわかりにくいもの。初体験のかたはもとより「海外でカジノを楽しむ前の予行練習」としても利用できます。
カジノアミューズはもとより、より本格的に「バー」として楽しみたい方は是非とも大阪は難波にあるルージュ・エ・ノワールがおすすめです。ルーレット、ブラックジャック、バカラの3種類を楽しむことが出来る上に、ビールやカクテル、フードもかなり本格的。カジノヴィーナスとはまた違った楽しみ方の出来るカジノバーです。